おはようございます!瀬尾大作です。
長期の視点から見た私が思う環境認識について書いてみたいと思います。
なので、デイトレードなどの短期トレードには、あまり関係ない話かもしれません。
しかし、まったく関係ない話ではないと思っています。
そもそも、環境認識という言葉は、私がトレードを始めた28年前には、なかったと思います。
それで、環境認識という言葉は、最近出てきた言葉のように思います。
株式相場や為替相場では、とても重要なことなので、このような言葉ができたのだと思われます。
環境認識というと、難しそうなことだろうと思われますが、とても簡単に分かりやすく書きたいと思います。
私は、28年間に渡り、商品先物取引を始め、株式トレード、FXトレードを長期の視点から長期トレードをしてきました。
色々な人が色々といわれていると思いますが、長期的に見たら、私は、今の株式市場は売り時だと考えています。
かつて、私は、2007年のリーマンショックを体験しました。
株式相場をずっと追っていたので、これはチャンスだと思い、ほぼ全財産を証券会社に預け、信用取引を利用して、3階建にして、めいいっぱい売りポジションを持ったのです。
本当はこれ、やっちゃいけないことだと思うんですけれど!!!
最高値にいた頃の株価のチャートは、凄まじいもので、今でもこの目に焼き付いています。
何が凄かったのか?というと、値動きです。
嵐の波のように激しく動いていました。
分子が、ブラウン運動するような動きと、ドーンと落ちたり、ドーンと上がったりがミックスして動き、荒れ狂っているようです。
その値動きが、毎日、毎日続きました!
当時は、本を読んで勉強したためか?ナンピンは、悪いものだという認識がありましたから、一度に、売りポジションを持ちました。
それがあだになり、最後の振り落としで、含み損が30万円を軽く超え、怖くなりチャートの画面を見ることができなくなりました。
少ししてから見たら、4万円ほどの含み損でした。
ちょっと落ち着きましたが、また、「上がったらいやだな!」と思い、そこで損切りをしました。
それから、1週間ほどしてチャートを見たら、株価は落ちていました。
そしてまた、1ヶ月ほどしてチャートを見たら、株価は大きく落ちていました。
そうです。
私は、株式の相場で絶好の大勝ちのチャンスを失ったのです。
もちろん、それから、株価は、どんどん落ちていったのは言うまでもありません。
今は、その時の日経平均、2万4千円を超えて、2万7千円です。
もしかしたら、先走った人が空売りを仕掛け、踏みあげられている状況かもしれません。
しかし、上がった株価が、売り時なのは間違いありません。
短期トレードの本で、ローレンス・A・コナーズさんの「恐怖で買って、強欲で売る」という有名な短期売買法について書かれた本があります。
私は、その題名を最近になって知りました。
私が、かつて勉強してきた頃の本には、「恐怖で買って、希望で売る」という言葉が書かれていたと思います。
今は、アメリカ大統領選挙が終わり、ジョー・バイデンさんが勝って、希望に満ち溢れている時です。
そして、ダウや日経平均などの株価は、最高値を更新しています。
ということは、もちろん正確には分かりませんが、近々、株の暴落があるように、私は感じているのです。
ただ、昔と違うのは、株価と為替が連動していないことです。
株価・日経平均が上がっているのに、為替のドル円は少し落ちています。
それは、気になりますし、とても興味深いです。
それで、結局、何を言いたいのか?というと、底値、もしくは下の方で株を買ったヘッジファンドや機関投資家が、その株を売るために、最高値になるのを今か今かと、手ぐすねを引いて待っているというのが今の状態だということです。
それが、私が思う長期的な視点の環境認識です。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。