おはようございます!瀬尾大作です。
今回は、「株式デイトレードで売りから買いにトレードを見直した6つの理由!」について、書いてみようと思います。
●株式デイトレードを売りトレードから買いトレードに変えた6つの理由。
①注目されている銘柄は、1日信用取引の「貸株無し」のケースが多く、トレードチャンスが少ない。
注目されている銘柄は、売りたい人も多くなりやすく、1日信用取引の貸株が無くなりやすくなります。
売りたいというタイミングで、売りたいだけ売れなくなります。
(1回だけナンピンたいと思ってもできないケースが出てくる。)
②貸株料が必要になることがあります。
デイトレードを時は、1日信用を使います。
買いトレードでは、手数料もいりませんし、貸株料もありません。
ですが、売りトレードをすると。手数料はいりませんが、貸株料がかかることがあります。
また、注目されている銘柄の貸株料は、高いことが多いです。
勝てればよいのですが、負けて手数料も取られると、精神的にかなり痛いです。
③踏み上げられる心配がないという安心感がある。
人気の銘柄は、上がりやすく踏み上げられると損切りするしかなくなります。
また、ストップ高になると、売るに売れなくなくということもあります。
「買いは家まで、売りは命まで!」という言葉があるように、売りの損失は青天井です。
というように、売りはやはりどうしても恐怖心が付きまといます。
もちろん、買いトレードでもストップ安になるというリスクはあります。
ですが、ストップ高よりは良いような気がしています。
④テーマ株、注目されている株は、株価が上がりやすい。
売りトレードをしようと思っている銘柄は、株価が上昇している銘柄なことが多いです。
逆に言えば、株価が上昇している銘柄は、注目を集めていたり、テーマ株になっています。
そもそも、テーマ株、注目されている株は、株価が上がりやすいです。
売値よりも株価が、ぐんと上がってしまうと、当然損切りをすることになってしまいます。
損切りができなければ、損失が膨らんでしまいます。
⑤高値で一気に上がると、ストップ高に張り付きやすい。
売りたいと思っている銘柄は、上昇している銘柄ということになります。
1日信用売りでストップ高で張り付いたまま翌日を迎えると、翌日の強制決済手数料が4千円くらいかかります。
そもそも、そのリスクを負いたくないためにデイトレードをしているのに、本末転倒な気がします。
「何やってるんだろう。」と、自責の念がわきます。
⑥自分が売りでストップ高で張り付いた経験がある。
最後に書きましたが、この理由が一番大きいかもしれません。
実は、実際に、自分が売りでストップ高で張り付いた経験があります。
2022年10月5日水曜日、銘柄は、すららネット(3998)でした。
100株をストップ高の982円で売りました。
なぜそんな無謀な売りをしたのか?というと、その直前に、そのすららネットの売りで3,300円利確して気持ちが大きくなっていました。
また、日足チャートで見ると、指値のちょっと上にレジスタンスラインがあると思っていたこともあります。
だから、張り付いても、すぐに剥がれるという勝手なことを考えていたのです。
すると、一気にストップ高に張り付きました。
もちろん、すぐに成り行きの買い戻し注文を入れました。
しかし、全然約定しません。
それはそうです。
「あっ!」という間に、成り行きの買い注文がドンドン、ドンドン増えていったのです。
それをただ、眺めることしかできませんでした。
気づけば、成り行きの買い残が100万株を超えました!
今日のストップ高は張り付きは諦めました。
ですが、明日からストップ高が続いたらどうしよう!
怖くて怖くて、気が気じゃありませんでした。
夜も、よく眠れませんでした。
後悔しました。
しかし、後悔してもどうしようもありませんでした。
なかなか、開き直れませんでした。
それでも、次の日は来ます。
翌日2022年10月6日木曜日、1,041円で寄り付き強制決済されました。
損失は、
5,900円が株価の値動きの損失です。
3,575円が日信用延長手数料の損失です。
合わせて、9,475円です。
正直、その時は、思ったより損が少なくて良かった。と思いました。
ただ、100万株の成り行きの買い残が残ったあの時の恐怖!
それだけが今も残っています。
●株式デイトレードを売りトレードから買いトレードに変えた6つの理由のまとめ。
私が言うまでもなく、株式デイトレードをする以上、売りでも買いでもリスクはつきものです。
なので、決して売りトレードが悪いと言っているのではありません。
ですが、すららネットのストップ高で張り付いた時以来、私は売りトレードをしながらも、出来たら売りトレードを買いトレードに変えようと思っていたのです。
売りが悪いとは思っているわけでもないので当然、また気が変わり、チャンスがあれば、売りトレードをすることもあると思います。
しかし、当分の間は、売りトレードはしないと思います。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。